質屋は世界中で利用されている!質屋の歴史

質屋ってなんとなく和風なイメージがありませんか? しかし、実は質屋はかなり昔から世界の多くの国に存在していて、現在も広く利用されています。

そこでこの記事では、質屋の歴史と世界の質屋事情などを解説していきましょう。

1.質屋はすごく昔から存在している!

質屋、歴史、などをキーワードに検索すると、日本には鎌倉時代、700年くらい前からあったという説が多いです。その一方で遣唐使が持ち帰った、といった記述もみられます。遣唐使が廃止されたのは894年ですから、遣唐使説が本当なら700年どころか1100年くらい前にあったことになります。

世界に目を向けると、質屋は1800年ほど前の中国で始まったという説もありますが、古代ギリシャやローマ帝国にも存在していたという話もあります。古代ギリシャというと紀元前2500年くらいに始まって、紀元前148年ころ終わったと言われていますから、2000年以上前からあったということになります。

このコラムは歴史書ではないので細かいところは分かりませんが、「質屋」がとにかくすごく昔からあることは間違いないようです。人間の歴史はお金と切り離すことはできないのかもしれませんね。

2.世界の質屋を知ろう

ここでは海外の質屋の雑学を取り上げてみましょう。

2-1.中国にも質屋はあるけど、マークは「質」ではない

前述したように、日本の質屋は遣唐使によって中国から伝えられたと言われています。

そこで気になるのが、質屋の伝統的マーク「質」の文字です。日本と読み方や意味が違うものは多いとはいえ、漢字を使用する文化を持つ中国でもやっぱり「質」がマークなのでしょうか?

そう思って調べてみましたが、中国では「押」、「当」、「當(当の旧字)」などが目印、と予想があっさり外れてしまいました。 (´ω`)

そんなわけなので、中国を旅行して現金に困っても「質」のマークは探さないでくださいね。

2-2.イタリアの質屋は礼拝堂にあった?!

質屋をイタリア語で言うと、monte di pietà(モンテ ディ ピエタ)というのだそうです。イタリアには今も観光名所のひとつとして知られる場所に、モンテ ディ ピエタ礼拝堂がありますが、なぜ礼拝堂と質屋が同じ名称なのでしょう?

ここで少し歴史の話をしましょう。中世のヨーロッパでは徐々に都市化が進んでいきましたが、それによって富裕層と貧困層が生まれてしまいました。イタリアでも庶民は少しずつ借金が増えて行き、中には20%もの高い利子を取られることもありました。この様子を見て、教会が庶民救済のために利益目的ではない質屋を始めます。

その象徴がモンテ ディ ピエタ礼拝堂であったことから、質屋全体をモンテ ディ ピエタと言うようになったのだそうです。

2-3.イギリスではリーマンショック前後に質屋が20倍にも増えた

日本でも世界でも不況があると質屋の株価は上がるのだそうです。2008年ころのリーマンショックによる世界的な大不況の際に、イギリスの最大手質屋ハービー&トンプソン社の株価は70%も上昇しました。この時期にイギリスでは質屋の店舗数が20倍にも増えたと言われており、質屋が不況を乗り来るための方法のひとつになったということも言えます。

2-4.日本の歴史を動かした「あの人」は質屋の息子だった

幕末の日本で最も有名な人の一人、坂本龍馬の生家は、質屋を営んでいたことが知られています。坂本龍馬と言えば、日本の歴史を動かした人物として知らない人はいないというほど有名ですよね。

龍馬は薩長同盟を仲介したり船中八策を考えたりと、政治的な功績が多いイメージもあります。しかしその一方で、「これより天下のことを知る時は、会計はもっとも大事なり」と、経済の重要性を強調していることや、亀山社中という現在で言う商社のような存在を作ったことでも知られています。

龍馬が武士でありながらも経済に対する見識があったのは、生家が質屋を営んでいたことも関係している可能性があります。そう考えると、龍馬の生家がもし質屋でなかったら、日本の歴史は大きく変わっていたかもしれませんね。

3.まとめ

質屋の歴史や世界の質屋雑学をいろいろ見てきました。

川崎にある鶴吉は「まじめな質屋」というキャッチフレーズで買い取りや質預かりでの貸し付けを行っています。扱う品物は時計やブランド品、貴金属、ゲームやおもちゃ、家電など幅広いのが当店の特徴です。

店頭は和菓子屋さんのような和風な外装ですが、内部は海外の雑貨屋さんのようなオシャレな雰囲気ですから、女性でも安心して入店していただけます。

また、口コミをご覧いただければアットホームな接客や、買い取り価格の良さも確認していただけるでしょう。質屋のご利用をお考えの方は、お気軽に鶴吉にご来店ください。